40年の歴史で培ったノウハウ

高い品質、信頼性が求められる医療機器の開発・製造分野において、日本フェンオールは40年の歴史を持ちます。装置や制御システムの開発から部品の調達、製造、出荷に至る工程を社内で一貫で行うことにより、強みを活かし、弱みを克服する全体最適化の視点での改善活動を可能としており、高品質と効率化による低コストを実現しています。

品質向上への取り組み

医療機器には非常に多くの部品が使われており、それぞれの装置・システムが不具合なく継続的に安定動作する信頼性が求められます。製造現場では、“品質をラインで作り込む”事で、常に品質の向上に努めています。また開発部門のある東京と製造部門がある長野工場が設計品質の向上、生産品質の向上に関する情報をテレビ会議やイントラネットで共有し製品品質を向上させるための体制を整えています。長きに渡る経験と技術、ノウハウは、高い品質が求められるヨーロッパをはじめとする海外の市場においても実績を持っています。

効率化への取り組み

日本フェンオールでは、徹底したムダの排除と作業改善、設備改善によりコストの低減を追求しています。製造に関わる一人ひとりが高い意識を持ち、問題点を見つけて解決し改善を図っていく仕組みが構築されており、社員が一体となってより優れた製品を作り出すことを目指しています。

製造ラインへの部品の供給をスムーズに行う為に設けられた棚を表示しています。

平準化による、多品種の一個流し生産を行っています。

作業者自らが部品の配置、作業手順について日々改善を行っています。また、製造ラインの作業台は全て、動作のムダを排除する視点に立って、作業者自らが製作しました。

調整検査ライン

透析装置 完成品