2021年12月期 概況

代表取締役社長
田原 仁志

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の影響により、景気は依然として厳しい状況にあるものの、海外経済の改善に伴う輸出の増加や設備投資の回復等もあり、製造業を中心とした企業収益に一部持ち直しの動きが見られております。

一方で緊急事態宣言は解除されたものの、度重なる感染拡大のリスク、世界的な半導体不足の長期化による生産活動への懸念など、先行きは依然として不透明な状況が続くものと予想されます。

このような事業環境の下、当社グループにおきましては、中期経営計画ローリングプラン(2021-2023)に基づき、持続的成長のための経営基盤強化への積極的な投資に取り組んでいく方針であります。

当第3四半期連結累計期間におきましては、新たにグループに迎え入れた「株式会社シバウラ防災製作所」を当社グループの中核事業に成長させるべく、海外市場への販売体制の強化等を図るとともに、グループ全体のシナジー創出を目的とした設備投資計画を引き続き推進しております。また、各部門の人員増強に加え、新人事制度及び教育制度導入など、人材への投資・育成についての取り組みも強化しております。

業績につきましては、サーマル部門が半導体市場の活況により引き続き好調に推移した上、消防ポンプ部門をグループに迎えたことにより、受注高及び売上高は前年同四半期と比較し大幅に増加いたしました。

以上の結果、受注高は9,692百万円(前年同四半期比44.4%増)、売上高は9,072百万円(前年同四半期比36.3%増)となりました。

利益面におきましては、子会社取得費用等により販売費及び一般管理費が増加したものの、売上高の増加により営業利益は922百万円(前年同四半期比52.1%増)、経常利益は955百万円(前年同四半期比43.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は593百万円(前年同四半期比38.6%増)となりました。

なお、新型コロナウィルス感染症による当第3四半期連結累計期間における業績への影響は軽微であります。

株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申しあげます