ハロン1301消火剤を回収いたします

消火剤 ハロン1301の回収は日本フェンオールにご相談ください。

回収したハロン1301は、特定非営利活動法人消防環境ネットワークで管理し、リサイクルして運用することで環境保全に貢献しています。防災メーカーのエキスパートとして責任をもって回収いたします。

ハロンガスは、炭素、フッ素、塩素、臭素などのハロゲン元素を含む化合物で、特に消火用途に適しているガスです。火災時に化学反応を抑制し、火の燃焼を迅速に止める特性を持っています。消火能力を持つ一方で、オゾン層破壊への影響が大きいため、現在では国際的に製造·使用が制限されています。

ハロンガス中の臭素と塩素は、オゾン分子を分解する能力が極めて高く、大気中に放出されるとオゾン層を著しく破壊します。

ハロン1301は特にその影響が大きく、オゾン層破壊係数(ODP)が非常に高いとされており、1987年に採択された国際条約で、ハロンを含むオゾン層破壊物質の製造·使用が段階的に制限されました。

現在では多くの国で新規製造が禁止され、使用中のシステムからの回収や代替品への切り替えが進められています。

オゾン層保護·地球温暖化防止の観点から製造禁止となっておりますが、設置済みのハロンを安全に回収·リサイクルしクリティカルユース(必要不可欠用途)に使用することが認められています。

ハロン1301消火剤には以下の特徴があります。

·特徴(1)消火能力の高さ
火災の主な要素(熱、酸素、燃焼物質)を効果的に抑制し、瞬時に火を消します。

·特徴(2)非導電性
電気を通さない特性があるため、精密機器や電子機器の火災にも安全に使用可能です。

·特徴(3)低毒性
他の消火ガスと比較して人体への影響が少ないとされています。

·特徴(4)長期安定性
長期間劣化せず、安定した性能を発揮します。

以上のような特徴から、データセンターやサーバールーム、生産設備などの精密機器を水による消火で損傷させられない環境や車両、航空機、船舶機のエンジンルームや貨物室など精密機器が多い場所での火災の延焼防止用や宇宙開発、軍事用途など、他の消火方法が困難な環境下での消火剤として広く使用されてきました。

専門業者を選ぶ基準
ハロン1301の回収を適切に行うには、信頼できる専門業者を選ぶことが非常に重要です。以下の基準を参考にしてください。

·基準(1)認可・資格を持つ業者であること
ハロン1301の回収には、関連する規制や法令を遵守することが求められます。
環境省や自治体の許可を受けた業者、または適切な資格(例:産業廃棄物処理業の許可)を持つ業者を選びましょう。
事業者名や資格番号を公表しているか確認してください。

·基準(2)処理能力や実績
回収したハロン1301を適切に処理·再利用·廃棄できる設備を持っていることが重要です。
過去の処理実績が豊富な業者は信頼性が高いです。例えば、「年間○○トンのハロンを処理」「○○社と取引実績あり」などの具体的な数字を確認しましょう。

·基準(3)安全性や法令遵守
ハロン1301は有害物質を含む場合があるため、安全な取り扱いが不可欠です。
業者が独自の安全基準を設定しているか、また国際規格(ISO認証など)を取得しているかも重要な判断基準です。
法令遵守に関しては、廃棄物処理法や化学物質の規制に則った対応を行っているかを確認しましょう。

詳しくは、特定非営利活動法人消防環境ネットワークのホームページの製造元 問い合わせ先をご覧ください。
http://www.sknetwork.or.jp/

日本フェンオールは、防災分野における豊富な知識と経験を基に、回収対応を行います。
法令遵守を徹底し、安全かつ確実に対応いたします。

他社製のボンベや、弊社製の不要な電子機器も回収いたします。

ビルの解体や撤去等の際は、まず日本フェンオールへご相談ください。

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