2025年 12月期 概況
代表取締役社長
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、物価上昇の影響を受けつつも、雇用・所得環境の改善等により、緩やかな回復基調となりました。一方、為替・金利の変動、さらには米国の関税政策動向などの影響により、先行きは依然として不透明な状況が続きました。
このような環境の中、受注高及び売上高につきましては、消防ポンプ部門における消防ポンプ、消防車の受注及び販売が順調に推移したことを主要因に、前期比で増加いたしました。
以上の結果、受注高は7,068百万円(前期比11.3%増)、売上高は6,520百万円(前期比0.4%増)となりました。
利益面におきましては、SSP部門における高付加価値製品の販売等が減少した影響により、営業利益は806百万円(前期比17.6%減)、経常利益は円高に伴う為替差損等により、791百万円(前期比29.5%減)となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は、在外子会社の清算結了に伴い「関係会社清算益」322百万円を計上したこと等により、906百万円(前期比1.7%減)となりました。
株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申しあげます。