2025年 12月期 概況

代表取締役社長

当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境や企業収益が改善する中、緩やかな回復基調で推移したものの、物価の上昇や金利・為替の動向、米国の政策動向による影響など先行き不透明な状況が続きました。

このような環境の下、中核事業であるSSP部門はスペックイン営業とともに、改修工事やメンテナンスの取込みに注力しておりますが、第1四半期までの足取りはやや重たい状況にあります。一方、消防ポンプ部門は、国内消防ポンプに加えて消防車も順調に推移いたしました。

以上の結果、受注高は2,897百万円(前年同期比1.2%増)、売上高は3,859百万円(前年同期比5.5%増)となりました。

利益面におきましては、①SSP部門での改修工事の原価低減、②サーマル部門での高採算製品の増加、③消防ポンプ部門の増収増益を主因に営業利益は608百万円(前期比0.5%増)となりました。

経常利益は為替差損等により568百万円(前期比14.1%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、在外子会社の清算結了に伴い「関係会社清算益」322百万円を計上したこと等により、746百万円(前期比34.6%増)となりました。

株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申しあげます。