特長

REMBE社により開発された丸型及び角型3層構造ドーム型破裂板は堅牢な構造で信頼性のあるベントカバーとして35年以上支持されてきました。ドーム型構造により操業圧力の変動や異物の接触に対しても強く、作動圧が非常に低い場合にも圧力放散機能を発揮します。破裂箇所は他型式の破裂板同様にCNC制御レーザーカッターで加工され要求される作動圧を、非常に高い正確さで達成します。作動した場合には破裂片を殆ど発生させません。

構造

ODU型破裂板は破裂部加工された外側カバー(O)、シールメンブレン(D)、及び内側カバー(U)の3層から構成されます。ODV型は操業側が負圧になる場合に使用され内側カバー(U)に代わり真空サポート(V)が付けられます。シールメンブレン(D)(テフロン系が一般的)は外側カバー(O)を腐食性雰囲気から保護します。丸形破裂板は市販のDIN又はANSIフラ ンジ又はアングルリングでクランプされます。

RODV型破裂板の構造及び取付け例

  • 外側カバー(O)(例:ステンレス鋼製)
  • シールメンブレン(D)(例:PTFE又はFEP)
  • 真空サポート(V)(例:ステンレス鋼)
  • 保護リング(R)(例:ステンレス鋼)
  • 取付けフレーム
  • ガスケット
  • ナット

用途

断熱、耐真空圧を要求される様な場合を含み多用途に使用され、ODV型は"Q-Rohr(R)-3"との組合せでも使用されます。

仕様

見積設計シート